Yahoo!ニュースを見ていたらプロストがこんなこと言ってたそうです。
今季から電子制御ドライバーエイドが禁止された新世代のF1について、元世界チャンピオンのアラン・プロストは、それでもまだ彼の時代とは比較にならないほど簡単な乗り物だと語っている。
プロストによれば、彼が特に幻滅したのは、最近のF1カーが誰でも簡単に運転できるように見え、月並みなドライバーでもすぐにF1に乗れることだという。
Yahoo! F1 Newsから引用
F1ワールドチャンピオンを4回も獲得したプロストが言ったコメントなので重みがありますが、これってどうなんでしょう??
でも確かに昔と今のF1のオンボード映像を見てると、昔はHパターンのシフトを操作しながらアクセルワークだけでトラクションをコントロールし、
いかにもマシンと闘ってますっていう感じだったんだけど、今はセミオートマにトラクションコントロール(これは今年から禁止されるそうだけど)、
ステアリングの各種ボタンやダイアルを操作しながら乗ってて、なんかゲーム機感覚なんだよなぁ。
実際は強烈なGやライバルのプレッシャーに襲われながら走ってるわけで肉体的、精神的負担はかなりのものだろうけど、映像見てるだけだとそんなこと忘れてしまい、
「ぶっちゃけ乗るだけなら俺でもできるんじゃね??」なんて思ったりしたこともあったんですが、先日YouTubeでそんなど素人の甘い考えを検証した映像を見つけました。
ネタ元はまたしてもイギリスの車情報番組"Top Gear"です。
番組のレギュラー、リチャード・ハモンドが2005年のルノーR25に乗っています。
もちろんこの人、レーサーではありません。
さすがにいきなりF1に乗るのは無理だったようで、最初はフォーミュラ・ルノーやワールドシリーズ・カーでフォーミュラカーの挙動に慣れてから乗ってます。
それでもエンジニアのサポートがないとクラッチ繋いで発進すらできてません。
(クラッチ繋ぐのが下手でも、今のF1ってストールしないようになってるみたいですね)
とはいえ最終的にはいろいろサポートがされつつ、ふらつきながらもなんとか走行。
”相当難しいけど、動かすだけならなんとかできる”という結果に終わったようです。
もしこれが20年前のF1で同じことやったらどういう結果になったんですかね。
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