YouTubeで最近、昔のF1動画が大量にアップされてます。
ちょっと検索したら、1989年の日本GPの動画が見つかりました。
1989年はちょうど自分がF1を見始めた年で、この年のF1はとても思い入れがありますね。
あまりよく知らない人のために、この年の日本GPについて簡単にまとめてみると・・。
~1989年 日本GP~
この年、同じマクラーレンのチームでありながら激しいチャンピオン争いを
繰り広げたセナとプロスト。
二人はチームメイトでありながらピット内では目も合わさない冷戦状態となり、
タイトル争いはシーズン終盤の日本GPまで縺れ込みます。
予選はセナが鬼神の走りでポールポジションを奪取。
しかし決勝スタートでは滑りやすいイン側のグリッドからのスタートとなったセナを
予選2番手だったプロストが追い抜き、直後にセナが着けるデットヒートとなります。
47周目のシケインでついにセナがプロストのインを刺そうとしますが接触。
シケインをショートカットしてレース復帰したセナがトップでゴールしますが、
審査委員会の判断によりセナは失格となり、この時点でプロストの
シリーズチャンピオンが確定しました。
といった感じです。
で、下はセナの予選でポールポジションを奪ったときの車載映像。
エンジン音から通称「セナ足」と呼ばれるアクセルワークを駆使してるのが分かります。
対してこちらはプロストの予選2番手になったときの車載映像。
セナと比べるとスムーズというか、丁寧な感じがします。
そしてこれが決勝のダイジェスト。
レース内容は上に書いた通りです・・。
最後に、セナの46周目から、接触した47周目の車載映像。
ちょっとマニアックですが、接触したシケインの前のコーナー(130R)に
差し掛かる前、ハンドル右側のつまみのようなものを左にひねっています。
これはフルブレーキングに備えて前後のブレーキバランス調整レバーを目一杯フロント側に
持っていく設定に変更したためです。
この時点で次のシケインで勝負を掛けようとしていたのが分かります。
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