アイルトン・セナの有名なドライビングテクニックの一つに「セナ足」があります。
セナ足の定義はまた難しいんですが、一般的に知られているのは以下のようなものです・・。
セナ足とは1秒間に6回もアクセル開閉を繰り返すことで、バタ足というより、けいれんに近い状態です。これにより、コーナリング中のエンジン回転を上げ、高いスピードを維持することができました。これはセナならではの、限界を超えない感覚があってこそのことです。また、コーナー出口でアクセル全開にするときにも、加速の点で有利でした。さらに付け加えると、ホイールスピンをおこさないためもあります。
~F1記録集のコラム『セナ速さの理由、「セナ足」』から引用~
ということでコーナリング中の非常に細かいアクセルコントロールにより
エンジン回転とマシンの姿勢を制御するテクニックです。
セナが実際にセナ足を駆使している動画がありました。
91年F1ベルギーGP セナのタイムアタック
この動画の44秒あたりからのエンジン音を聞いていると、セナ足を使って
細かくアクセルコントロールをしているのが分かります。
アイルトン・セナ HONDA NSXで鈴鹿を走る
車載カメラで足の映像まで撮影した珍しい動画。
素朴な疑問なのですが、この「セナ足」って、レンタルカートでも有効なテクなのでしょうか?
以前この件について考えたことがあったのですが、レンタルカートのエンジンとしてかなり普及している
4ストのエンジンは低速のトルクが弱いため、ヘアピン立ち上がりなどで少しでもエンジン回転を
維持させるために、このテクニックは有効なんじゃないかと思っているのですが、
いかんせん私のようなへぼい技術レベルでは本当に有効なのか検証しようがありません(笑
どなたか詳しい(上手い)方がいましたら、レンタルカートでセナ足が有効なのかどうか
ご教授ください(笑
3 件のコメント:
通りすがりで見覚えのあるビレルが目に付きまして。
GXをチューンしている人に聞くと4STは機構上基本的には全閉か全開しかないそうです。のでブレーキングを終了しないうちにアクセルを入れて回転を落とさない方法をコーナー(回り込むような)によっては使っています。
レーシングでも滅茶苦茶速い人を知っていますが、4STは全閉か全開のみだそうです。全閉にしないと立ち上がりで遠心クラッチのつきが悪くなるようです。
コメントありがとうございます!
4STは全閉か全開しかないとは!!
初めて知りました。ありがとうございます。
よくレンタルカートコースでの乗車説明では
「ブレーキとアクセルは同時に踏まないこと」みたいなことを
よく言わるんですが、
"ブレーキングを終了しないうちにアクセルを入れる"というテクは
その辺も把握している上級者ならではのテクニックということになるんでしょうか?
レンタルマシンはブレーキを踏むとスロットルOFFになります。
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